学校ソーシャルワークでは月１回のペースで集まり、出席者の近況報告や、支援に悩んでいる事例について、ケースカンファレンスをを行い、実践に役立てるという目的で実施しています。これまで取り上げられたケースは障害児の家庭支援や就労支援、通信制高校の卒業に向けた支援、さらには刑務所出所者の就労支援、認知症支援も協議しています。
さらに、通級制度問題、貧困・学習困難児童を含めて従来の「学校ソーシャルワーク」枠から「ソーシャルワーク研究」として幅広い課題解決に注力しています。
 
中学生奨学金：日本の経済成長が鈍化し働く人の賃金水準は低迷するなかで物価高騰が続き、困窮する家庭の中学生が興味や勉学を我慢している事例を目の当たりにしています。ビートスイッチでは２０１９年に金井基金を頭出しにした「中学生奨学金給付」をスタートいたしました。月額１０，０００円、年間１２０，０００円を一括で支給するもので、高校へ進むまでの間の経済的援助です。